地下にあるマグマが溶岩となって地表または水中に噴き出てきたり、火山ガス、火山灰、火山弾などが飛び出す現象を「噴火」といいます。
この「噴火」でできた地形のことを「火山」といいます。
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霧島山新燃岳の噴火(2011年1月27日) |
だいたい、1万年前から今までの間に噴火したことのある火山、または、今も蒸気やガスを噴き出している火山を「活火山」と呼びます。
現在、日本には111もの活火山があります。
日本人ならば誰もが知っているであろう富士山も活火山です。富士山が最後に噴火したのは江戸時代(1707年)と約300年前のことです。
こんなに長い間噴火しないと、つい「もう噴火することはないのでは?」と考えてしまいがちです。
しかし、その寿命が数万年から数十万年もある火山にとって、いまはほんの一時の休止期間かもしれません。
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