地面の下にある「マントル」の中の、地下数十㎞のところには「マグマ」という、岩や石がとても熱くなってドロドロになったものがあります。
地面の深いところでは、マグマは圧力のかかっているまわりの岩石よりも軽いので、だんだんと地表面にむかって上昇していきます。
これらのマグマが集まって、地下数kmのところで「マグマだまり」を作ります。
「マグマだまり」に下からどんどんマグマが入ってくると、マグマだまりにおさまりきらなくなったマグマが上へと上っていきます。そのとき、マグマの中にとけていた水が、ガスになって出てきて、マグマは泡だらけになります。これによって、マグマが急にふくらんでさらにいきおいよく上昇したり、出てきてたまったガスがはれつして上の岩石を吹き飛ばしたりします。これによって、マグマが地表にいきおいよくあふれ出し、噴火がおこります。
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噴火は、地球上の下のような場所でおこります。
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①地殻プレートが新しくできる場所での、割れ目からの噴火。
②地下の深いところから、マグマが供給されつづけるために起こる噴火。
③地殻プレートが沈み込むところでつくられるマグマからの噴火。
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2011年3月
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